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楽曲紹介

2019年上半期邦楽ヒット曲! YouTubeで1000万回以上再生された曲はこれ!

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今年がもう半分終わりかけている。
はやい。
ぼく今働きはじめて3年目なんですけど、1年目の1.5倍のスピードで過ぎ去っていっている。

この半年で何か成長したかと聞かれたら「うーん……」と押し黙ってしまうけれど、好きな曲にたくさん出会えたからまあいっかと思うことにします。

そんな素晴らしい曲の中から、YouTube再生回数1000万回以上の邦楽に限って紹介していきます。(最終閲覧日2019/6/25)

公開日順に並べています。

全てを網羅できている訳ではありませんが、2019年上半期のヒット曲を振り返れる内容になってます。

【1月】

Aimer /I beg you

2019/01/08 に公開

『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly』の主題歌。
Aimerは「エメ」と読み、ミステリアスな雰囲気の歌手です。
陰のあるハスキーな歌声が魅力的で、ドラマや映画主題歌を多数担当しています。

曲を聴くと、オリエンタルな雰囲気の演奏に悲劇的な歌詞が乗って、おぞましい印象を受けます。
「絶望」という言葉が似合う曲です。

暗く、救われない歌詞が続きますが、韻が踏まれていてるため音として気持ちよく、聴いていて疲れません。
例えばこの部分は「a」と「i」で踏まれていて、耳が気持ちいいです。

曖昧に笑うから
会いたいと思うのよ
I know you’re here to stay with me
愛されていたいだけ

lie, lie, lie, you’re to be with me
雷鳴の咲くところ
惨憺たる heavenly feeling
愛だけ残ればいい

(Aimer『I beg you』)

 

イントロからずっと異国感が漂っていますが、最後のサビ前の「しんしんと~」の部分だけ日本的な情緒に変わります。
暗い雰囲気も薄らぎ、多少の希望を感じさせてくれます。

異国から遠い故郷を想っている主人公を勝手に想像して、グッときました。
歌詞を見ると相変わらず暗いままなんですけどね。

しかしサビに入ると、逃れられない現実に捕えられたように絶望的な雰囲気に戻り、悲痛な叫びで終わります。

 

Eve/僕らまだアンダーグラウンド

2019/1/24公開

歌い手・ボカロpとしての顔も持つシンガーソングライター。
この曲以外にもYouTubeでの再生回数1000万回超えの楽曲が多数あります。

MVとは思えない程の高クオリティなアニメ。

何かのアニメ映画の主題歌で、その映像を編集して使ってるのかなと思ったけど
MV用に作られたオリジナルみたいです。
しかも関わっている人がすごそう。

映画『君の名は。』(新海誠監督 / 2016年)などで知られる川村元気のプランニング / プロデュースのもと、アニメーション制作会社10GAUGEの依田伸隆が監督を、『おそ松さん』などで知られる浅野直之がキャラクターデザインを、そしてWIT STUDIOがアニメーション制作を担当した“僕らまだアンダーグラウンド”のMV。

引用:Eveとは何者か? MVの総再生回数2億2千万回を誇る彼の歩みを考察
https://www.cinra.net/column/201902-eve

曲は、少年が感じる生きにくさ・気怠さを、機械的な声かつ早口で歌っています。
映像と歌詞を照らし合わせながら、どんなストーリーなのかを考えているのが楽しくて、何回も観てしまっていました。

美波/カワキヲアメク

2019/01/29 に公開

今年、この曲でメジャーデビューしたばかりのシンガーソングライター
TVアニメ「ドメスティックな彼女」OP

A~Bメロは呟くように歌っていたのが、Bメロ終わりの感情むき出しにした叫びからサビに突入すると様子が一変。言葉数が一気に増え、MVの女の子のように走り出したい気分になります。

「ずっと真夜中でいいのに。」や「さユり」が好きな方は気に入るかもしれません。

デビュー曲にも関わらず、再生回数3000万回に到達しそうな勢いなので、今後の曲も楽しみです。

ONE OK ROCK/Wasted Nights

2019/01/31 に公開

映画『キングダム』主題歌
今や国民的とも言えるほど巨大になったロックバンド「ONE OK ROCK」

以前はゴリゴリのギターロックを鳴らしていたのに、今はギター控えめで、ロックというよりポップスに近い曲を作るようになっています。アーティスト名を見ないで聴いたらワンオクの曲ではなく、ボーカルTakaがどこか海外のバンドとコラボした曲だと勘違いしそう。

イントロからA~Bメロが静かながら壮大さを感じさせ、サビへの期待が高まります。
そしてサビ。叫ぶように歌うTakaの声に、ゴスペルのようなコーラスが重なり、迫力満点で鳥肌ものです。
映画並みに壮大なバラードです。

嵐の中で叫んでいる/演奏しているシーンもめちゃくちゃカッコいい。

歌詞を見てみると、映画にマッチしているのはもちろんですが、ギターロックの成功体験にこだわらず、世界で勝負できる音を求めるワンオクの生き様にも重なります。

Don’t be afraid to dive
Be afraid that you didn’t try
(飛び込むことを恐れず、何もしないことを恐れろ)

These moments remind us why
We’re here, we’re so alive
(そんな瞬間が僕たちに想い出させる なぜここにいるのか、なぜここで生きているのか)

Let’s live like we’re immortal
(さあ不死身のように生きよう)
Live just for tonigh(今夜だけのために生きよう)
We’ll think about tomorrow
when the sun comes up
(明日のことを考えるのは日が昇ってから)

(ONE OK ROCK『Wasted Nights』)

【2月】

back number/HAPPY BIRTHDAY

2019/02/04 に公開

TBS系 火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」主題歌
名曲ラブソングを量産している「back number」
去年には初のドームツアーも行い、まだまだ人気は右肩上がりです。

この曲も過去の『花束』、『瞬き』、『ハッピーエンド』などの名曲に負けず劣らずの王道ラブバラードなんですが、秀逸なのがタイトル。
お祝いの意味かと思いきや、意外にも自虐的な意味で使われてました。
詳しくは曲を聴いてみてください。

あとすごいのが、今回紹介している動画の中で唯一、フル尺公開していないこと。
それでも再生回数が現時点で2000万回越えなので、人気の高さがうかがえます。

欅坂46/黒い羊

2019/02/26 に公開

日本最大規模のロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(通称ロッキン)の1番大きいステージに出演するなど、その人気はアイドルファンに留まらない「欅坂46」。

歌詞のメッセージは「群れるな」「周りに合わせるな」「自分の生きたいように生きろ」など、今までのヒット曲(『サイレントマジョリティー』、『不協和音』、『アンビバレント』、『ガラスを割れ!』)と似ていますが、曲調はダンス要素もロック要素も抑えめで、全体的に暗いです。それでも聴いていて暗い気持ちにならないのは、彼女たちの声質が明るいからかもしれません。

ワンカットのMVも演劇を見ているようで、迫力があります。

King Gnu – 白日

2019/02/28 に公開

日本テレビ系土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」主題歌
2017年の結成以来、破竹の勢いで躍進しているミクスチャーロックバンド。今年1月のメジャーデビューを機に、より一層人気を拡大しています。

愛する人を傷つけてしまった過去を悔やんでいる男が主人公の曲。
曲全体を通して、甘い高音ボイスのキーボードボーカル井口と、力強い声のギターボーカル常田さんのユニゾンが美しいです。

井口の甘い高音から始まり、そこに跳ねたリズムのドラムが入ってきて、いきなり心を掴まれます。
特にサビの激しく上下するメロディはクセになります。サビ終わりのかすれ声のシャウトに被さる、グワァングワァンうねったギターソロなんか気持ちよすぎて身震いします。

歌詞も出だしから終わりまで全部心にぶっ刺さって、リリースされた直後は聴くたびに感動していました。

個人的には、上半期1番ハマった曲です。

 

【3月】

3月はありませんでした。
あるのかもしれませんが、見つけられません。

【4月】

ゴールデンボンバー/令和

2019/4/1公開

音を聴かなくてもおもしろいヴィジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」
元号発表からわずか2時間ほどでMVが公開された元号ソング。
制作過程もLINE LIVEで生中継するなど、企画力がすごい。
ゴールデンボンバー 新曲「令和」、新元号発表からわずか2時間でMV完成&当日音源配信

ただ、企画が優れているだけではなくて、曲自体も素晴らしいです。
誰でもノレるようなリズムに、1度聴いただけで覚えられるキャッチなーサビ。
何より、元号の良し悪しは置いておいて、新時代の到来をとにかく祝おうとする雰囲気がとてもゴールデンボンバーらしいです。

夏フェスではどんなパフォーマンスするのか楽しみですね。

余談ですが、一昨年の『#CDが売れないこんな世の中じゃ』も発表方法が斬新でしたね(笑)
CDが売れないこんな世の中じゃ

あいみょん/ハルノヒ

2019/04/02 に公開

「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」主題歌
去年紅白に出てお茶の間にまで知名度を広げたシンガーソングライター「あいみょん」。

あいみょんの曲って懐かしい感じがして、聴くと落ち着く。
それでも、一度聴いたら忘れない特徴的な声と、たまに出てくるドキッとする歌詞で、何度聴いても飽きません。

例えばこことか、その年でなんでこんな歌詞が書けるのか不思議です。

優しさに甘えすぎて
怯えすぎた男の背中に
掌を添えてくれるのはもう
前を歩く君じゃなきゃダメだから

(あいみょん『ハルノヒ』)

7月から、石原さとみ主演の連ドラの主題歌を担当するので、さらに人気が広がりそう。
あいみょん、石原さとみ主演TBS系火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」主題歌に新曲“真夏の夜の匂いがする”書き下ろし。7月24日にシングル・リリース決定

余談ですが、『マリーゴールド』の再生回数そろそろ1億回到達しそうです。

 

ヨルシカ/だから僕は音楽を辞めた

2019/4/05公開

ボカロPとして活動していたn-buna(ナブナ)が人間の女性ボーカルを迎えて活動しているユニット。

初夏みたいにさわやか。曲調も声も演奏も映像もひたすらさわやか。

ノスタルジックな風景が丁寧に描かれている映像と、悲しげなセリフが多い歌詞が合わさって、儚い短編映画みたいです。

動画の説明欄にこの曲を含むアルバムの説明があるんですけど、収録曲目がオシャレかつ意味深なタイトルばかりだから聴いてみたくなります。

Official髭男dism/Pretender

2019/4/16公開

映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌
様々なフェスに出まくっているピアノポップバンド「Official髭男dism」。通称「ヒゲダン」

「好きな女に別れを告げるけれども、実際は全然想いを断ち切れていない男」が主人公で、ボーカル藤原の甘い美声で歌われるだけでグッとくるんですが、ただただ感動的な歌ではありません。

例えば、Aメロの

君とのラブストーリー   それは予想通り
〜中略〜
感情のないアイムソーリー それはいつも通り

(Official髭男dism『Pretender』)

や、サビの

グッバイ
君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない でも離れ難いのさ
その髪に触れただけで 痛いや いやでも
甘いな いやいや

(Official髭男dism『Pretender』)

などなど、韻の踏み方がすごい。
歌詞の意味は切なくて悲しいのに、音として聞くと気持ち良い日本語になっています。

あと注目してほしいのはサビのコーラス!
藤原のハイトーンボイスの下に、元詐欺師が顔隠しながらインタビューに答える時のような野太い声が流れていて、一聴、ラブバラードには馴染まないようにも思えます。

しかしこれがサカナクション山口一郎の言葉を借りると「良い違和感」を生み出していて、
サビの迫力・盛り上がりが倍増しています。
もしかしたら主人公の裏腹な気持ちを表現しているのかもしれません。

【5月】

米津玄師/海の幽霊 Spirits of the Sea

2019/05/27 に公開

映画「海獣の子供」主題歌
様々な偉大な記録を打ち立て、今も更新し続けている「米津玄師」

イントロはなく、再生ボタン押した瞬間に米津さんの声が聴こえます。
そこから終わりまで頭の中が「なにこの曲!?」「なにこの曲!?」で埋め尽くされました。
こんなに神秘的で壮大で、怖い曲聴いたことありません。

サビの主メロは盛り上がっているのに、一瞬だけ背景の音が萎む所があり、心の不安定さや切なさが表れていてとても好きです。
また、歌っているのは米津さんですが、いくつも声が重なっている上に、エフェクトがかけられているので、別人の声のようにも聴こえて新鮮です。

上半期に一番ハマったのは『白日』ですが、最も衝撃を受けたのはこの曲です。

多分、この曲も1億再生いきます。

 

【6月】

菅田将暉/まちがいさがし

2019/6/03公開

「さよならエレジー」が大ヒットした菅田将暉に、天下の米津玄師が楽曲提供。

ドラマ「パーフェクトワールド」主題歌です。

菅田将暉って音域が広い、声量がでかい、の様な特徴はないけど、感情の機微を声で表現する能力がズバ抜けています。

歌詞はラブソングでよく使われるような、いわゆる「手垢のついた言葉」が多いですが、菅田将暉が歌うと「感極まって溢れ出た、今まさに生まれた言葉」って感じるから不思議。一語一語がビンビン伝わってため息出てきます。

米津玄師はそこまで考えて作ってるんだろうな。すごいな。

灰色と青も良かったもんな。

米津・菅田コンビであと100曲くらい出してほしいです。

 

まとめ【TVの影響力、ネット発ミュージシャンの躍進】

以上、2019年上半期 邦楽ヒット曲でした。

テレビを観る人が少なくなっている、特に若者が観なくなったと言われていますが、高い再生回数を誇る曲はTVドラマ、映画、アニメ主題歌がほとんどでした。
しかもどれも若者を中心に人気を集めているアーティストの曲。
曲が素晴らしいという大前提はありますが、まだまだTVの影響力は強大です。

また、ニコ動などネット中心に活動していた人たちが邦楽シーンで活躍しているのも注目点ですね。ボカロP出身の米津玄師の大ヒットが背景にあるのかもしれません。今後ボカロ発のミュージシャンが、他の邦楽ミュージシャンやリスナーにどんな影響を与えていくのか楽しみです。

それでは、下半期もたくさん名曲に出会えることを期待しましょう!

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